私たちが働くまち 更別村|sarabetsu 更別村国民健康保険診療所がある更別村の魅力をご紹介します。 診療所のある町 医師の視線からこの町の魅力を紹介します。 ヒルメシ HCFMに昼がきた! 働くセンタースタッフたちのお昼ご飯、それがヒルメシ。 医師の推し本 専門書以外のおすすめ本から、センター医師の人となりをのぞいて見ましょう。 まちの手引書 その町の食べ物、観光地、おすすめスポットなど、住めば都。この町情報をランダムにお届け。 専攻医の声更別村の魅力 更別にきてまず感じたのは、若い人、子どもが多く、明るくて元気な町だなということ。「十勝晴れ」という言葉があるように、晴天率の高さを実感しています。村長が元・教育者で子どもを大切にする風土があって、保育園は園舎、園庭とも広くてのびのびとした環境で子育てできるのも魅力です。 大型農家が多く、独居の方が少ないのも特徴。ただ、農家さんの仕事は自然のリズムに合わせたもの。農繁期には、体調不良があっても我慢して仕事を続けて重症化する傾向があったり、「受診間隔をあけられないだろうか」と相談されることも。農作業ができない冬期間には別の体調管理の難しさがあったり、冬期の早朝に心筋梗塞を起こす酪農家さんがいたりなど、診療上でも「土地柄」を実感し、住民の皆さんの健康管理に対する役割の大切さを実感します。 そんな更別村ですが、国民健康保険の一人当たりの医療費の低さや合計特殊出生率の高さが示す通り、健康と豊かさを実感できる村でもあります。外から移り住んだ人を温かくおおらかに受け入れる住民気質があり、個性豊かな移住者の方も多くいます。町へ出ると「先生!」と気さくに声をかけられ、村内の子育て世代の親たちからは「ちょっと聞いてもいい?」とお子さんの健康や発育の相談をされることもしばしば。さまざまな場面での交流を通じて、心豊かに日々の生活を楽しんでいける土地だと思います。 診療所について 更別村国民健康保険診療所 所長 山田康介 時代や環境の変化をしっかりとらえ「まちのお医者さん」としての歩みを。 当診療所のある更別村は帯広から車で約40分。遠くに日高山脈を望み、農家1戸あたりの農地は東京ドーム約10個分(50.2ha)で作付面積日本一、トラクター所有数も日本トップクラスとなる大型農業の村です。 更別村から提携のお話をいただいた2001年は北海道家庭医療学センターの黎明期。当時の更別村は無医村となる危機を抱えていた一方、当センターでも、郡部で家庭医療や教育を展開したいと考えていた状況が重なり、提携合意へと話が進んでいきました。赴任から18年、この間に医療を取り巻く環境は大きく変わりました。医学の発展・高度化、少子高齢化を背景にした病院や診療所の機能分化の促進、地域包括ケアや在宅医療の推進。「治す医療から支える医療へ」というキーワードもよく語られるようになりました。 現在、当診療所の外来には乳児から高齢者までまんべんなく受診し、疾患構成も幅が広いものとなっています。整形外科や皮膚科領域を扱う頻度が高く、訪問診療は少なめで比較的症状の安定した高齢者が対象です。入院は地域の高齢者が主な対象で、急性期、退院支援を中心とした回復期、緩和ケアも含めた終の棲家として幅広い役割を果たしています。 さらに、この地域で育つ子どもたちが大人になった後も自分を大切にし、自ら選択し生きがいを持って生きていけることを願って医師・保健師・教諭・社会福祉士らが連携して「ライフスキル」を伝える「さらべつほーぷ」という活動にも取り組んでいます。 地方の小規模町村では、医師は地域の住民の皆さんとは生活においても隔たりのある存在になりがちです。私はこの地域で家族とともにさまざまな行事に参加したり、保育園・幼稚園・学校の活動に積極的に参加するなどしながらこの18年を過ごしてきました。その過程で、医師である私も地域住民の一員として自然な人間関係を築けてきたのかなと感じています。当診療所は時代、環境の変化をしっかり捉えながら、これからも「まちのお医者さん」として発展を続けて参ります。 更別村国民健康保険診療所のようす ある日の診療所の昼食 山田康介 所長 機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝カテゴリー/漫画 ガンダムの中でも「サンダーボルト」は戦争の凄惨さとその中の人の心の動きが描かれていて好きなお話なのですが、「外伝」というのがあってそこでは戦争の中にあっても失われない人の心の温かさが描かれていて素敵です。ガンダムに触れたことがなくアニメはちょっとという方は漫画「機動戦士ガンダム ジ・オリジン(全23巻)」から入り「サンダーボルト(第12巻まで発売)」を読んでからこの「外伝」をお読みになるとよいと思います。 更別村はこんなむら 雄大な日高山脈を望む更別村。帯広の南、十勝平野の真ん中に位置し、とかち帯広空港までは車で10分ほどです。羽田空港までは1時間30分のフライトで、日帰り出張にも無理がありません。 日本一の大型農業の村として知られ、一世帯当たりの保有農地は平均49ha(北海道平均は約25ha)。主にジャガイモや小麦、豆類、ビート、スイートコーン、キャベツなどを生産しています。酪農も盛んです。一人当たりの医療費の低さや合計特殊出生率の高さからも、健康と豊かさを実感できる村だと言えます。 子育て支援 「更別村子ども・子育て応援宣言」を掲げ、日本一の子育ての村を目指します。多子世帯保育料軽減や子育て用品無償貸与、高校3年生までの医療費助成、協賛店舗での特典サービスなど、多彩で独自の支援制度があります。 教育環境 小学校2校、中学校1校、更別農業高校があり、保育園内に学童保育所を併設。高校は帯広など村外へ進学する生徒が少なくありません。更別農業高校の農業科では農業経営や農産加工、生活科学科では介護や社会福祉も学べます。 更別村国民健康保険診療所について 内科・小児科を標榜し、乳児から高齢者までの日常的な「かかりつけ医」として、あらゆる健康問題の相談に乗ります。幅広い疾患の患者様が来院しますが、整形外科・皮膚科領域を扱う頻度が高めです。予防接種、禁煙外来・物忘れ相談外来、入院診療、訪問診療も行っています。特別養護老人ホームの嘱託医、他町村の乳児健診も担当します。 更別村ぶらりマップ 1 道の駅さらべつ 数多くの特産品を販売するショップやレストラン、散策路、休憩広場があります。更別村をはじめ、南十勝に関するさまざまな情報発信も。夏の土日には、産直野菜や手作り漬物などが並ぶ新鮮野菜市も開催します。更別村弘和464-1TEL 0155-53-3663 2 さらべつカントリーパーク 30haの広大な敷地を持つオートキャンプ場。センターハウスには団らん室や売店があり、パーク内にパークゴルフ場や野外ステージ、レンタル自転車、マウンテンバイクコースなどを完備します。一部施設を除き通年営業。更別村字弘和541-62TEL 0155-52-5656 3 ファミリーパークさらべつ 清らかな伏流水を利用してオショロコマ、ヤマベ、ニジマス、銀ザケなどを内水面養殖。一年を通じて楽しめる釣り堀を営業していて、子どもも大人も楽しめます。釣った魚は無料で持ち帰りOK。レストランも併設します。更別村勢雄519TEL 0155-52-2062 4 プラムカントリー アスレチックコースが人気のどんぐり公園内にあり、3万坪・54ホールの広大さを誇る十勝を代表するパークゴルフ場です。なだらかながらも変化に富んだコース設計で、遠方からも多くのパークゴルフファンが訪れます。更別村字更別南5線95TEL 0155-52-2406(プラムハウス) 5 十勝スピードウェイ コース全長5100m、十勝平野を一望する丘にあるモータースポーツ施設。豊かな自然の魅力を生かした広大でフラットなコースが特徴で、F1レースも可能なFIA公認サーキット。メインスタンドは1万人の収容が可能です。更別村弘和477TEL 0155-52-3910 6 福祉の里温泉 老人健康福祉センター内にある温泉でバイブラ、サウナ、寝湯、露天風呂を備えます。ナトリウム塩化物泉で保温効果にすぐれ、神経痛や冷え症などに効果的です。ロビースペースも広々としていて、ゆったりくつろげます。更別村更別190-1(老人健康福祉センター内)TEL 0155-53-3500 7 すももの里まつり どんぐり公園内の「すももの里」で、約700本のすももの木に白い花が咲く5月下旬に開催されます。会場では、更別農業高校の生徒の活動PR、すももを使った加工品を中心にした特産品販売を実施。飲食店コーナー、村の特産品などが当たるゲームも開催されます。TEL 0155-52-2211(更別村観光協会) 8 ママチャリ耐久レース 十勝スピードウェイ内のFIA公認サーキット場で行われる自転車レース。全国各地から200以上のチームが参加します。第20回目となった2018年は20時間の耐久で開催。パフォーマンスで場内を沸かせるママチャリライダーの登場も楽しみです。TEL 0155-52-3910(十勝スピードウェイ) 9 さらべつさんうどん 村の農家が丹精込めて育てた更別産小麦「きたほなみ」を100%使用したうどん。麺の色はやや黒みを帯び、もっちりした食感とつるっとした喉ごしが特徴です。村内のスーパーや道の駅さらべつで購入できるほか、道の駅のレストラン、村内飲食店のさまざまなメニューで味わうことができます。 10 多彩な特産品 広く豊かな大地で育まれた特産品は村の自慢。ジャガイモ、豆類、グリーンアスパラのほか、黒毛和牛や鶏卵などの農畜産物生産、カレーやパン、チーズ、甘納豆などの加工品生産、ヤマベやニジマスの養殖も盛んに行われています。村の特産品であるスモモを使ったヨーグルトや洋菓子も人気です。