私たちが働くまち 中札内村｜nakasatsunai 中札内村立診療所がある中札内村の魅力をご紹介します。 診療所のある町 医師の視線からこの町の魅力を紹介します。 ヒルメシ HCFMに昼がきた! 働くセンタースタッフたちのお昼ご飯、それがヒルメシ。 医師の推し本 専門書以外のおすすめ本から、センター医師の人となりをのぞいて見ましょう。 まちの手引書 その町の食べ物、観光地、おすすめスポットなど、住めば都。この町情報をランダムにお届け。 中札内村と診療所について 2016年に「日本で最も美しい村連合」へ加盟し、「花と緑とアートのまち」として、住民・民間企業と一体になって活発な文化・芸術活動を展開する「美術・芸術の村」です。帯広の菓子会社「六花亭」が運営する「六花の森」や多数の美術館が村内にあるほか、ショパン国際ピアノ・コンクールで有名になった高級グランドピアノ「Fazioli（ファツィオリ）」が北海道唯一中札内村にあり、「なかさつ音まちプロジェクト」と題してこのFazioliを活かした各種一流コンサートが毎月のように格安料金で開かれています。子供が小さなうちから気軽に一流の芸術に触れさせる良い機会となっていますが、親である私の方が楽しんでいるかもしれません。 また住民の自主活動も盛んで、村を挙げたゴミ拾いなどのボランティア活動のほか、住み慣れた地域・人とのつながりの中で暮らし続けていけるよう住民自らが福祉サービスの主体となることを合言葉に、2002年2月に主婦や幼い子供をもつお母さんたちが集まって発足した「NPO法人夢といろ」は、ヘルパー、ミニデイサービス、村福祉移送サービスなどを行っており、村での安心な生活のためには欠かせない存在です。 そして村を挙げて情報発信媒体としてSNSを取り入れており、村公式のLINE・Facebook・Instagramがあり、村長自らが積極的にFacebookで中札内村の魅力を発信しています。それに後押しされて、中札内村立診療所の公式Facebookも立ち上げてしまいました。村長にも記事をシェアいただいています。上記の様々な魅力に魅せられ、道内外からの移住者も多く、私達家族も温かく受け入れていただきました。 診療所について 中札内村立診療所 所長 髙石恵一 より質の高い地域医療を安心感をもってお届けします。 2021年4月に34年間所長を務められていた前任の医師より、北海道家庭医療学センターが診療所の運営を引き継ぎ、無床診療所としてリニューアルしました。 隣村の更別村国民健康保険診療所との密な医療連携が特徴で、更別ー中札内間で電子カルテが繋がっており、両院それぞれの診療内容を確認することができます。中札内村と更別村を1つの医療エリアとして必要な医療をまかなうために効率的な体制作りを行い、より質の高い地域医療を提供することを目指した、先進的な地域医療展開の構築を目指しています。 中札内村立診療所のようす ある日の診療所の昼食 高石恵一 所長 霧多布（きりたっぷ）人になった医者カテゴリー／ノンフィクション著者 道下俊一 高校時代に出会った本で、道東・霧多布町で地域医療に努めた憧れの先生の人生がつづられています。カルテの裏側、即ち家庭環境や生活背景を知ることを大切にとの教えが心に染みます。 中札内村はこんなまち 帯広市から約28㎞で中心部まで車で約30分、十勝平野の南西部に位置し、清流日本一にもなった「札内川」の流域に広がる、人口約3900人の北海道で一番人口の多い村です。夏の平均気温は20℃前後、冬はマイナス10℃前後。冬には「十勝晴れ」と呼ばれる晴天が続きます。 主な産業は寒冷地型の畑作と酪農、畜産で、1985年には「有機農業の村」を宣言。大規模経営のためか後継ぎで戻られた若い方も多く、高齢化率も全国平均とほぼ同一の29%前後で推移していて、子供が多いのが特徴です。枝豆をはじめとする豆類、小麦、ジャガイモ、ビートなどが主要作物で、枝豆やデンプンなど食品加工の工場も村内に点在します。 また卵や中札内地鶏も有名で、村内各所ではこれら名産品を活かした料理が食べられます。村内に高規格道路のICがあり、札幌中心部までは約220㎞で高速道路で約3時間。とかち帯広空港へは約10分、首都圏へも最短120分でのアクセスが可能です。 子育て支援 子育て支援センターを設けて子ども・親同士の交流をサポートするほか、子育てに悩みや不安を抱える方の相談、情報交換も行います。 認定こども園中札内きらきら保育園の定員は160名で、0〜5歳児すべての園児の保育料が無償。小学校児童に対する放課後児童クラブも開設しています。 2022年4月に村内の道の駅が子育て世帯が利用しやすくリニューアルし、紙おむつや液体ミルクなど子育て関連商品を扱う自動販売機や、屋内複合遊具施設が新設されました。 教育環境 村内には小学校2校、中学校1校、高等養護学校が1校あり、スクールバスも運行します。高校では帯広や札幌などの進学校を受験する生徒も見られます。 上札内小学校は文部科学省教育課程特例校に認定され、道外からの山村留学生を受け入れるほか、小規模校の特性を生かし新設教科「地域共創科」を立上げて「体験的な学び」を重視し、石見神楽や一輪車による集団演舞など、子どもたちの豊かな感性をはぐくむ教育」を推進しています。 また村内の図書館では、本はもちろんのこと、家族で楽しめるボードゲームも借りることができ、イベントも多数開催しています。 中札内村立診療所について 村唯一の医療機関として、標榜する内科・小児科だけでなく、ちょっとしたケガや皮膚のトラブル、整形外科・泌尿器科・耳鼻科、物忘れの問題から介護の問題などなど、村民の方々のあらゆる健康問題のご相談を引き受けています。喘息やアトピーなど慢性疾患の小児治療、予防接種も行います。 外来への通院が難しくなった方には、更別村診療所と連携した訪問診療への移行も可能です。無床診療所であり、入院が必要な場合には連携医療機関の更別村診療所や帯広の各総合病院に紹介を行っています。 中札内村ぶらりマップ 1 道の駅なかさつない 十勝で2021年入り込み客数年間1位にも輝いた、新鮮で安全な地元食材を使ったレストランやそば処、軽食コーナー、野菜や花苗の販売コーナーなどが並ぶ充実した道の駅。冬には花畑をイメージしたイルミネーションも。レンタサイクル「ピーチャリ」の貸し出しも行っています。 道の駅なかさつない WEB 2 豆資料館（ビーンズ邸） 建物は、昭和27（1952）年建築の旧農林省馬鈴薯原原種農場事務所を移築したもので、館内は豆や農業に関する資料館となっています。豆料理講習会などのイベントも随時開催されます。「道の駅なかさつない」の敷地内にあります。中札内村大通南7丁目TEL 0155-34-0825（帯広競馬場） とかち田園空間博物館 WEB 3 六花の森 北海道を代表するお菓子メーカー「六花亭」が営む広大なガーデン。園内には六花亭の包装紙に描かれるエゾリンドウやハマナシなどをはじめとする山野草が咲き、クロアチアの古民家を移築したギャラリー、カフェなどがあります。※冬季閉園 中札内村常盤西3線249-6 六花亭製菓株式会社 六花の森 WEB 4 六花亭アートヴィレッジ 中札内美術村 広大な敷地内には、北海道・十勝にゆかりのある作家の作品を展示する美術館や彫刻群、レストランが点在。柏林に囲まれた自然豊かな遊歩道の散策も楽しめます。※4月下旬～10月上旬頃の土日祝、GW、夏休み期間中のみ営業北海道河西郡中札内村栄東5線TEL 0155-68-3003 六花亭製菓株式会社 六花亭アートヴィレッジ WEB 5 桜六花公園 六花亭製菓から寄贈を受け約1000本のエゾヤマザクラが植えられた公園。桜越しに広がる十勝平野を望む展望台や一本道の両側に桜が連なる桜坂、桜が並ぶ丘の風景など見所豊富。GWには例年桜まつりやライトアップも行われます。 中札内村南札内西1線TEL 0155-67-2496（中札内村役場施設課） 桜六花公園 WEB 6 花畑牧場 花畑牧場は、産地・素材・製法にこだわり〝チーズ〟や〝スイーツ〟を造っています。チーズを造る際に出る乳清（ホエイ）を豚に与え肥育し、エコロジーな環境にも取り組んでいます。花畑牧場の原点である『チーズ』花畑牧場の代表するスイーツ『生キャラメル』は賞を受賞するなど国内外から高い評価を得ています。中札内村元札内東4線311-6 花畑牧場 WEB 7 中札内農村休暇村フェーリエンドルフ ドイツの休暇スタイルを手本に設計された中・長期滞在型のグランピングリゾートです。ドイツ風のコテージが建ち並ぶ施設内ではBBQ、ポニーとの触れ合い、野菜の収穫体験も可能。並木道でエゾモモンガやエゾフクロウ、エゾリスたちにも出合えます。中札内村南常盤東4線 グランピングリゾートフェーリエンドルフ WEB 8 札内川園地キャンプ場 日高山脈襟裳国定公園の山裾に広がる広大なキャンプ場。テントサイトやバンガロー、トレーラーハウスが用意され、売店・用具レンタルも充実しているため、初心者から本格派までそれぞれに合ったスタイルで楽しめます。中札内地鶏をまるごと使った「ローストチキン」を食べられるほか、職員にソムリエがおり、イタリア・フランス産の道内でも殆ど入手できないワインも購入できます。中札内村南札内713 札内川園地キャンプ場 WEB 9 ピョウタンの滝 「札内川園地」内にあり、札内川の清流が高さ約10mの落差で豪快に流れ落ちる様子が見学できます。滝の水しぶきや周囲を包む豊かな自然から発生されるマイナスイオンはリフレッシュ効果もバツグン。遊歩道も整備されています。※冬季閉園中札内村南札内713 中札内村観光協会 WEB 10 札内川ダム 平成10（1998）年に完成、運用開始された重力式コンクリートの多目的ダム。下方にはケショウヤナギが群生し、夏にはイワツバメが飛び交う姿も見られます。事前予約により、ダム堤体内部やギャラリーの見学もできます。※夏季のみ中札内村南札内735-2 国土交通省北海道開発局 帯広開発建設部 WEB
