私たちが働くまち 帯広市|obihiro 北海道社会事業協会帯広病院総合診療科がある帯広市の魅力をご紹介します。 診療所のある町 医師の視線からこの町の魅力を紹介します。 ヒルメシ HCFMに昼がきた! 働くセンタースタッフたちのお昼ご飯、それがヒルメシ。 医師の推し本 専門書以外のおすすめ本から、センター医師の人となりをのぞいて見ましょう。 まちの手引書 その町の食べ物、観光地、おすすめスポットなど、住めば都。この町情報をランダムにお届け。 専攻医の声帯広市の魅力 夏には想像以上の過ごしやすさに感動さえ覚えました。肉や野菜、何を食べてもおいしいのも感動的。特に焼肉店のクオリティーの高さに驚いています。病院からとかち帯広空港までは、車で30分。道内各地はもとより、東京へのアクセスもよく、どこへ行くにも便利な立地も魅力的です。 病院からとかち帯広空港までは車で30分。道内各地はもとより、東京へのアクセスもよく、どこへ行くにも便利な立地も魅力的です。同僚と近くの十勝川温泉や、少し足を伸ばして富良野、釧路、阿寒湖温泉などへ車を走らせ、リフレッシュすることができています。 研修では、ローテート先の各科で何を学んだらいいのかについて的確なアドバイスがあることや、忙しさに応じて業務量の調整をしてもらえる柔軟性があること、他科の先生方も総合診療科に理解があることなどから、とても充実した時間を過ごしています。十勝の中核病院として幅広い患者さんを診られること、主治医の立場で患者さんの健康問題を包括的に扱う経験からも大きな学びを得ています。 病院について 北海道社会事業協会帯広病院 総合診療科 部長 堀哲也 外来から病棟まで。総合病院の中の総合診療科。 帯広協会病院は、帯広・十勝地域の中核病院として広範な役割を担っています。外来での総合診療科の役割は、困りごとを持つ患者さんやどの科に行けばよいのか分からないという患者さんを幅広く受け入れ、悩みや苦しみにも耳を傾けること。また、外来以外では、救急外来の初期対応、病棟での幅広い年齢層や疾患の診療といった役割も担います。 総合診療科が開設されたのは2016年。当初はやはり、どこまでが自分たちの領域で、どこからが専門科の領域なのかの線引きに迷うことが多くありました。専攻医が研修の一環として各科をまわり、その科の内部に入る機会があることで外からは見えなかった状況が見えて、その後の診療がスムーズになることも多いのですが、現実には一つひとつの症例ごとに微調整を繰り返しながら進めている状況が今も続いています。院内で他科に引き継ぐ場合には、紹介状だけのやり取りではなく、事前に直接会って相談するなど、スムーズな紹介のコツについて、専攻医や初期研修医たちに伝えています。 病棟では、ほぼすべての病棟フロアに患者さんがいるので、それぞれの病棟でカンファレンスに参加する必要があるため、会議の数がかなり多くなります。コミュニケーションを取るコメディカルの人数も必然的に多く多様性もあるので、難しさやその分やりがいも感じます。さらに、総合診療科ができる前まではあまり行っていなかった検査を依頼することも多く、戸惑われたり、意外な質問をされるケースにも度々遭遇します。さまざまな場面でのコミュニケーションスキルを磨けることも、病棟研修の大きな意義のひとつです。 北海道社会事業協会帯広病院 総合診療科のようす ある日の病院の昼食 堀哲也 部長 十勝のアイヌ伝説The rich earth豊かな大地 十勝の地名の由来や、アイヌ民族の歴史観や文化を知ることができ、ちょっとした英語の勉強にもなります。 帯広市はこんなまち 帯広市は北海道十勝地方のほぼ中央に位置し、十勝川と札内川にはさまれた平野で約17万人が暮らしています。内陸部にあるため一日のなかの寒暖差が大きく、厳寒期には-20℃以下になることも。年間を通じて晴れの日が多く「十勝晴れ」という言葉もあるほどです。 基幹産業は小麦、てん菜、豆類、ジャガイモを中心とする農業や、酪農、畜産。地元産の良質な素材を生かしたお菓子メーカーも多く、スイーツ王国としても知られています。 子育て支援 さまざまな助成、給付、手当を設け子育て世帯を応援しています。未就園児を対象にした「プレ幼稚園」も好評。子育て中のママや妊婦同士の交流拠点となる地域子育て支援センターでは、保育士が常駐し育児相談などにも応じています。 帯広協会病院には職員専用の院外保育園があります。勤務時間であれば24時間365日対応です。また、この2~3年で病児保育制度もでき、職員の子どもが発熱した場合など、いつも通っている保育園にいけない場合に、院内の小児科病棟で預かってもらうことが可能となっています。 教育環境 各地域に市立小中学校があり、児童保育センターを設けて留守家庭の小学生児童を対象に放課後保育を行っています。公立・私立とも多くの高校があり、特に道立帯広柏葉高校は遠方からも生徒が集まる進学校です。 北海道社会事業協会帯広病院総合診療科について 帯広協会病院(正式名称:北海道社会事業協会帯広病院)は、帯広十勝全域の中核病院。1937年(昭和12年)の開設以来、幅広い年代、疾患を持つ患者の皆様に信頼され、二次救急診療の一翼を担う急性期医療も担ってきました。外来のみならず、病棟での研修を通じた学び、診療所や地域の中小病院での実践の基礎を習得できます。 帯広市ぶらりマップ 1 おびひろ平原祭り 2018年に第60回目の開催を迎えた、十勝管区最大の夏まつり。若者が中心となった神輿が舞い五穀豊穣を願う「夢降夜」、全道各地から約200人が集結し迫力満点の「太鼓まつり」、工夫を凝らした衣装や踊りが見ものの「盆おどり」など、多彩な催しで盛り上がります。TEL 0155-22-8600(帯広観光コンベンション協会) 2 ばんえい競馬 開拓期に農耕馬として活躍した「ばん馬」。体重1tを超えるばん馬が重りをのせたそりを曳いてパワーと速さを競う、世界唯一のレースです。競馬場内には十勝の特産品を販売する「とかち村」やレストランを併設します。帯広市西13条南9丁目TEL 0155-34-0825(帯広競馬場) 3 勝毎花火大会 毎年8月13日に十勝川河川敷で開催される、道内最大規模の花火大会。花火と音楽、レーザー光が一体となった演出で、ハイレベルなエンターテインメント性が楽しめます。フィナーレを飾る「錦冠(にしきかむろ)」の迫力は圧巻です。有料観覧席も用意されます。TEL 0155-22-7555(勝毎光風社) 4 十勝スイーツ 小麦粉や小豆、乳製品など、良質の素材に恵まれた十勝。六花亭や柳月(音更町)をはじめ全国・全道に名を知られた有名菓子メーカー、スイーツの名店が数多くあります。工場直売所や直営カフェを設けるメーカーもあり、限定スイーツ、アウトレット品を目当てに札幌などの遠方からも多くの人が訪れます。 5 豚丼 十勝開拓の父・依田勉三が「開墾のはじめは豚と一つ鍋」と詠んだように、十勝と豚は縁深い関係です。名物の豚丼は、肉を炭火やガスで網焼きにしたりフライパンで焼いたりと、お店ごとに調理方法もさまざま。ロースやバラ、ヒレなどの使用部位、タレの味わいも異なるため、食べ比べも楽しめます。 6 北の屋台 JR帯広駅から徒歩5分、焼き鳥やフレンチ、中華、おばんざいなど、個性豊かな約20店が軒を並べる屋台です。十勝ならではの食材を利用したさまざまなメニューを味わいながら、地元の人たちとの交流が楽しめます。帯広市西1条南10丁目7TEL 0155-23-8194(北の起業広場協同組合) 7 十勝川温泉〈音更町〉 全国的にも珍しい植物性温泉・モール泉で、美肌、神経痛、打ち身などに効果があります。個性ある温泉ホテルが建ち並び、宿泊・日帰り入浴に対応。厳冬期には音と光で幻想的空間を演出する一大イベント「彩凛華」が開催され、国内外から観光客が訪れます。TEL 0155-32-6633(音更町十勝川温泉観光協会) 8 幸福駅〈郊外〉 旧国鉄広尾線の駅。1987年に廃線になった後も、愛国駅とともに、駅名称の縁起のよさから愛され続けています。ホームやディーゼルカーが当時のまま残されているほか、近年では「恋人の聖地」として人気を集めています。帯広市幸福町東1線159TEL 0155-22-8600(帯広観光コンベンション協会) 9 紫竹ガーデン〈郊外〉 「一日中花と遊んでいたい」と願うおばあちゃんの夢を形にしたガーデン。広大な敷地に2500種もの花々が季節ごとに美しい表情を見せます。帯広やその周辺にはほかにも魅力的なガーデンが点在します。※冬季は閉園帯広市美栄町西4線107TEL 0155-60-2377 10 八千代牧場〈郊外〉 ポロシリ岳のすそ野に広がる広大な牧場で、一年を通して乳牛や馬たちが放牧、育成されています。十勝平野を望む展望台や遊歩道、ソーセージや羊毛加工などの体験・宿泊施設、レストラン、パークゴルフ場もあります。帯広市八千代町西4線187TEL 0155-60-2514(帯広市農業振興公社)