私たちが働くまち 札幌市|sapporo 栄町ファミリークリニックがある札幌市の魅力をご紹介します。 診療所のある町 医師の視線からこの町の魅力を紹介します。 ヒルメシ HCFMに昼がきた! 働くセンタースタッフたちのお昼ご飯、それがヒルメシ。 医師の推し本 専門書以外のおすすめ本から、センター医師の人となりをのぞいて見ましょう。 まちの手引書 その町の食べ物、観光地、おすすめスポットなど、住めば都。この町情報をランダムにお届け。 専攻医の声札幌市の魅力 都市部でありながら、ほどよく顔の見える関係。 札幌市は人口195万人の政令指定都市です。特に札幌駅周辺は商業施設が集中し、住む前にイメージしていたよりもずっと都会で、にぎわっています。栄町ファミリークリニックはその札幌駅から地下鉄11分の栄町駅そばにあります。中心部から一歩離れているので都心に比べれば多少不便かもしれないけれど、落ち着きがあって住みやすい場所です。 診療面では、郡部の診療所ほどの距離感ではないかもしれませんが、患者さんの顔が見え、地域の単位も見えやすい規模なので健康講座や健康相談といった地域活動を行いやすい環境にあります。外来のほか、訪問診療が多いのも栄町ファミリークリニックの特徴です。がんや神経難病の患者さんを診る機会もあり、技術面・知識面でさまざまな経験を積むことができます。また、東京のような大都会ですと面識のない訪問看護師と組むことも多々ありますが、ここでは看護師さんもケアマネさんも顔の見える関係で仕事ができるため、やりやすいと同時に、お互いにフィードバックを重ねることができ、学びを深められます。 クリニックについて 栄町ファミリークリニック 院長 中川貴史 4 番打者じゃなくていい。 栄町ファミリークリニックは、前医の外科医院から北海道家庭医療学センターの運営体制になってから、今年(2020年)で丸10年になります。うちにかかっている多くの患者さんに家庭医療をご理解いただけるようになったと実感する一方で、当院のある東区(人口25万人)全体でみれば、まだまだ認知してもらうための努力を重ねる必要があると日々感じています。 自分自身12年間寿都町で診療所長として勤務した経験もあり感じるのですが、たしかに郡部に比べて、都市部では家庭医の必要性が見えづらい。地域の医療を一手に担う郡部の家庭医像はプライマリケアの専門性の一つである包括的なケアの分かりやすいスタイルだと思います。 けれども年々在宅医療のニーズが高まる中で、それを担う医療・福祉体制は札幌市といえども十分とはいえず、多職種連携や病診連携を進めていく上で家庭医の経験やスキル、患者を生物医学的側面だけではなく、心理的な側面や家族や地域といった社会的側面も幅広く診療に活かすことができる家庭医的な視点が役立つ場面は今後ますます増えると確信しています。 ぼくらは人口25万人の東区で、すべての医療問題を解決する4番打者になる必要はありません。さまざまなプレーヤー(ケアマネージャー・看護師・薬剤師・セラピスト・病院など)の間に入り、うまく折り合いをつけながら、それぞれをつなぐ。そうした高い次元でのコーディネート能力が求められています。ときにチームのリーダーとなって引っ張ることもあれば、一歩下がって調整役に徹することも大切。チーム一人ひとりのインナーワークライフ(個人が内面で感じる仕事体験の満足度)を高めながら、患者さんとそのご家族が納得できる医療を提供する。その形を作り上げることが継続的かつ質の高い、協調性を持った医療の実現につながります。これって正直、簡単じゃありません。でもこの難しさこそ、都市部における家庭医の面白さであり、それを成し遂げられたときに家庭医っていいなぁを感じることができるのがここ栄町ファミリークリニックだと思っています。 栄町ファミリークリニックのようす ある日のクリニックの昼食 中川貴史 院長 O.toneカテゴリー/雑誌 編集者のお一人でもある当院患者さんから献本をいただいた。それからというもの時々読みたくなる。おやぢ世代(40~60代)からの情報を元に構成されるというコンセプトの地元情報誌。さぁ、次はどこにみんなと飲みに行こうかなぁ! 札幌市の北東部はこんなまち 北海道一の大都市、札幌。栄町ファミリークリニックがある「栄町」は、札幌市の北東部に位置し、JR札幌駅から市営地下鉄で11分ほどの場所にあります。駅周辺にはイオンはじめ多くの商店やクリニック、会社事務所が並び、賑やかな雰囲気です。駅を少し離れると静かな住宅街、そしてこの地域の特産物である玉ねぎの畑があちこちに点在して、のどかな景色が広がります。道内外に定期便を持つ札幌丘珠空港までは、駅から車で5分ほどです。 子育て支援 北海道第一の都市である札幌は、子育て世代も多く、支援も充実しています。妊娠中~未就学児を持つ世帯に向けたイベント、子育てサロン、相談窓口の種類・数ともに豊富です。札幌市の子育て支援情報は「さっぽろ子育て情報サイト」というインターネットサイトにまとめられています。 ▶︎さっぽろ子育て情報サイト WEB 教育環境 全国レベルの進学校や独自の個性を持つユニークな学校など、札幌には公立・私立ともに数多くの学校があります。北海道教育大学附属札幌小学校、札幌初の市立中高一貫校である市立札幌開成中等教育学校も、クリニック同様札幌市の北東部に位置する学校です。 栄町ファミリークリニックについて 地下鉄駅からすぐという場所柄もあり、子どもや社会人、高齢者などさまざまな患者さんが来院する当クリニック。心や体の健康づくりを提供するだけではなく、住民の皆様が夢や生きがいを持って暮らせる地域づくりに貢献しています。外来診療はもちろんのこと、訪問診療・訪問リハビリ、地域での健康講座などにも力を入れています。 札幌市(東区・北区)ぶらりマップ 1 札幌丘珠空港 函館・釧路・利尻・三沢に定期便を持つほか、静岡・松本への季節便、遊覧フライト各種が発着。空港内レストランでは特産の玉ねぎを使ったカレーやラーメンが人気です。飛行機の発着が間近で見られる展望デッキがあり、イベント開催も多いので、飛行機を利用しないお客さんも多く訪れます。札幌市東区丘珠町TEL 011-785-7871 2 モエレ沼公園 彫刻家イサム・ノグチが基本設計を行い、公園全体が一つの彫刻作品となる公園。高さ52mのモエレ山、時間毎に移りこむ景色が変わるガラスのピラミッド、水遊びもできるモエレビーチ、遊具広場など、家族で一日中楽しめます。園内には、ミシュランガイド掲載のフレンチレストラン名店も。札幌市東区モエレ沼公園1-1TEL 011-790-1231 3 つどーむ(札幌コミュニティドーム) 全天候型施設として、軟式野球やサッカーといったスポーツや、集会や式典などのイベントにも幅広く活用される施設です。日常的なランニングや筋トレに個人でも気軽に使えるほか、「さっぽろ雪まつり」の会期中には、雪像広場、滑り台やスノーラフト、グルメ広場が登場します。伏見区淀本町札幌市東区栄町885-1TEL 011-784-2106 4 サッポロさとらんど 広大な園内を馬車やSLバスで周遊したり、引き馬や動物たちへの哺乳体験をしたり、都会では決して味わえない時間を過ごせる公園です。バターづくりやそば打ち、野菜収穫の体験も可能。パークゴルフ場やご当地の縄文遺跡展示室、持参した材料でBBQができる炊事広場も完備されています。札幌市東区丘珠町584-2TEL 011-787-0223 5 百合が原公園 敷地面積は約25.4ha。春から秋にかけて約100種のユリが観賞でき、計6400種類ほどの花や植物が育てられています。公園内を巡る鑑賞列車「リリートレイン」、園内を一望するサイロ展望台、冬もでツバキやアザレアなどを楽しめる温室、ガーデンショップ、レストランなどを備えます。札幌市北区百合が原公園210TEL 011-772-3511 6 サッポロビール園 明治23年築の工場を利用した赤レンガの建物に大正元年製造のビール仕込み釡が設えられ、歴史と伝統を感じさせる雰囲気に包まれたビヤホール。工場直送の生ビールやジンギスカンが楽しめます。隣接するサッポロビール博物館では、北海道開拓使やサッポロビール誕生の歴史にも触れられます。札幌市東区北7条東9丁目2-10TEL 0120-150-550 7 イオン札幌元町ショッピングセンター クリニックから地下鉄で1駅の場所にはイオンの大型ショッピングセンターが。食料品、日用品等各種売り場を備えるほか、フードコートにはファストフードや麺類、スイーツなどがバラエティ豊かに揃います。専門店街にはレストランや美容室、書店、幼児教室、写真スタジオもあり便利です。札幌市東区北31条東15丁目1-1TEL 011-750-5200 8 多彩なグルメ 食の宝庫・北海道の首都の名にふさわしく、味噌ラーメンにジンギスカン、海鮮丼、スープカレーと、多彩なグルメが尽きない札幌。クリニック周辺にも数々の名店があります。札幌のどこかで「丘珠○○」というメニューを見かけたら、それは名物の玉ねぎを生かした品だと推測できます。希少な玉ねぎ品種「札幌黄(さっぽろき)」を使ったメニューも、ぜひお試しください。